2023-03-13 もうひとつのウクライナと国際的連帯 現在、ウクライナ問題でロシア対ウクライナ・ NATOの対立が続いている。しかし現代日本が新 自由主義やグローバリズム、金融資本等、アメリ カの覇権に苦しむからと言って、国家対国家の争 いとしてばかり考えていると、覇権争いという戦 争や経済戦争のどちらかの側につくという話にな らざるを得ない。これは犠牲を生む点で人間性の 敗北であり、むしろアメリカをも含めた市民レベ ルの国境を越えた連帯としての方角の方が良いよ うに思われる。つまり経済的な点でアメリカ革命 は失敗しているが内在的に国家対市民の意識に見 識がある市民または現代の犠牲者がアメリカには いるはずで、彼らとも連帯が可能である。日米の 貧困もアメリカで犯罪と隣り合わせのリスクの 人々ももう一つのウクライナなのだ。